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以前は良く食べる人は、元気だと思っていました。
あまりご飯を食べない人のことを「食が細い」とか言って
元気が無い人のように見ていました。
 最近どうもそれが間違いだと言うことにきずきました。
沢山食べる人はあまり食べない人より胃袋が大きいと言うだけで、特別健康的だという事ではありませんね。

特に成長が止まる18歳頃からは腹八分が良いようです。
大盛りで丼飯をがつがつ早口で食べる人を見ると、一見元気が良くて男らしく見えたりします。
私も以前はそうでした。
それは、裏を返せばただ早食いの癖が付いてるだけです。
早食いだから「お腹一杯だ」と脳が認知する頃にはかなり食べ過ぎています。
体が元気だからなせる業ですね。
沢山食べるから元気・・と言う事ではないんです。
 
現代は食べ物が豊富です。
よほどの事が無い限り飢えで死ぬことはありません。
 筆者もこれが当たり前の時代に生まれ育った世代なので、
本当に食べるものが無いという経験はありません。
貧乏はしていても何日も食べることが出来ないことは、この日本ではありえません。
普通に生活していればあらゆる物が食べられます。

しかし、何でも好きなだけ食べれるようになったのは、戦後から今までせいぜい60年位だそうです。

何億年も続いてきた、地球上の歴史の中で、たった60年です。
それ以前は日本も飢餓との戦いがありました。
地球上の何処かでは今も飢餓で飢えている人々が沢山います。

何が言いたいかと言うと、人間の(DNA)は、何億年もの間に飢餓に対する抵抗力を体の中に備えました。
何日か何も食べなくても水だけで人間は生きることが出来ます。
ある程度特殊な訓練や修行をしている人はごくわずかな量の食料でも過酷な運動量を何日もこなす事が出来ます。

しかし問題なのは、食べ過ぎに対する抵抗力は人間のDNAには未だ組みこまれていません。
なぜなら成長期は過ぎているのに、毎日好きなものを好きなだけ、お腹一杯食べて、飲んで、たいした運動もしない。
・・と言う生活をしている人は肥満になって体調を悪くします。
 もう昔の人が言った無病息災なんていう言葉は死語になりつつあります。
一つや二つは持病を抱えて当たり前と言うわけです。
 国民医療費の問題で今の子供たちが大人になったとき、大きな問題となって、のしかかってくるのはそんなに遠い未来の話ではありません。

アメリカ産牛肉が輸入禁止になってどうだとか、言う話はそれを取り扱う業者や肉に関係した仕事についている人たちにとっては大問題何でしょうけど、食生活をもう一度根本から見直しましょう。と言う消費者の観点からすれば大した問題ではないように思えてなりません。


(DNAの話は、それに携わる偉い学者の先生の受け売りです。)御免なさい。